【いせや 総本店】 2021年11月≫≫
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昔から、東京で刺身系の酒の肴と言えば「まぐろのブツ切り」だと思いますが、昔の東京のままの居酒屋に来ているようで心が落ち着きます。海鮮系とか串焼き専門とかではなく、東京の酒の肴を網羅しており、常連さんを飽きさせないお店です。

年配の酒場好きなおっちゃんから若い女性同志の客まで、場所柄を反映して客層が広範囲にわたっています。
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住みたい街ランキングで良く出てくる「吉祥寺」ですが、ちょっと騒々しい街のような感じがします。人気の理由はわかりませんが、若者が渋谷から井之頭線1本で来れるからとか、多摩地区の市部で交通の便が良い街なのかもしれません...

そんな「吉祥寺」には、昔から井の頭公園や井の頭自然文化園などの癒しスポットがあります。駅からその周辺に向かう途中に、以前から行ってみたかった「いせや」さんがあります。
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こちらは「ミックス焼き鳥」で、おまかせ4本セット360円です。創業当時は精肉店を営んでいたことから、「焼き鳥」メニューがメインと思われますが、この値段で続けていることは素晴らしいと思います。

焼き鳥を焼いている本数が半端な数ではなく、煙が大きなさざ波のように行ったり来たりしていました。
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11月の休日でまだまだ暖かさを感じる午後2時でしたが、汁物が欲しくなり「煮込み」を注文。東京の煮込みらしく、濃い口の辛味のある煮込み汁を感じました。
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この日は「レモンサワー」メインです。1杯360円で頂けて、お刺身でも焼き鳥でもどんな酒の肴でもスッキリ合います。
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最初に注文したレモンサワー&まぐろのブツ切り。 / レモンサワーはお代わりをすると、レモンスライスが1切ずつ増えていきます。この日は3杯で打ち止めです。
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私的には「焼き鳥1本90円」だったので、「吉祥寺」を住みたい街にランクインさせたい気持ちです。

≪井之頭公園と吉祥寺の街≫
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すっきり秋晴れの公園入口で、大勢の人が公園を散策しています。このすぐ後ろに「いせや 公園店」があります。

/ お店から駅に戻る時に通る「吉祥寺駅前」の交差点です。井之頭通りと吉祥寺通りが交差しており、良く晴れた休日の歩道は青信号を待つ人で一杯になります。

≪いせや 総本店の歴史≫
1928(昭和3)年 精肉業者として創業
1953(昭和28)年 2階建て店舗に改築(1階に精肉店/2階すき焼き屋)
1958(昭和33)年 業態をすき焼き屋から焼き鳥屋へ転換
2008(平成20)年 14階建てビルに建替え、1・2階で営業を開始
現在に至る