【想夫恋 本店】 2021年6月≫≫
conv0001
日田市内には「日田焼きそば」をメニューに載せているお店がありますが、昭和32年に創業したこのお店は「日田焼きそば」を商標登録しており、元祖のお店として「日田焼きそば」を全国に広く発信する存在となっています。
conv0002 conv0003
大分県日田市は九州北部の内陸部にあり、市内に三隈川が流れる日田盆地の中にあります。三隈川は福岡県に入ると筑後川に川名が変わる九州最大の川です。

そんな日田市ではうなぎや川魚のお店が多く、晩酌のお供に最適な自然の恵みが多いですが、今回は一度食してみたかった「日田焼きそば」で立ち寄ります。
conv0006 conv0008
お昼前ということで少々待ちましたが、1名での来店でしたのでカウンターに案内されます。メニューを確認し、迷いなく日田焼きそばを注文し終わると、カウンターの向こう側には大きな鉄板があって、見るからに熟練の雰囲気漂う焼き師の方がバンバン焼いていました。

焼く前のモヤシは瑞々しくて新鮮そのもの。麺の表面を適度に焼いたり、麺に野菜をドッキングしてソースで焼く際も、焼き師の方は迷いなく行程を進めていくので、食べる前から「美味しいに決まっている」要素が蓄積される感じです。
conv0007
市内の空気が澄み、清流「三隈川」が流れる日田盆地では、自然派であっさりした「日田焼きそば」が好まれるのでしょうか。このお店が繁栄している理由に「地元に愛される味」ということは言うまでもなく、地元ナンバーのマイカーで普段着のお客さんを大勢見かけました。

公式サイトを確認すると、日本国内には直営店、フランチャイズ合わせて43店舗があるようです。


≪日田焼きそば 想夫恋≫
使う野菜はモヤシとネギだけ。その他の野菜を使うと水分が出て、仕上がりがベチャベチャになってしまいます。肉は薄切りではなく、厚みのある上質な和豚もちぶたを使うことで、食べごたえもあります。
最大の違いは焼き方そのもので、想夫恋では両面を少し焦げ目がつくくらいまで麺を焼きます。これにより、表はカリッとキツネ色に焼き上がり、中は柔らかいままジューシーに出来上がります。

これにより、独特の食感とシンプルだけど味わい深く仕上がります。
(想夫連公式サイトより)