【居酒屋 海鮮まつなが】 2020年12月≫≫
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蛸・烏賊は大好物なので、盛り合せの内容が嬉しいです。高級魚というよりは、普段頂ける魚がどれだけ新鮮で美味しいかがとっても素敵なご馳走に思います。

旨味、甘み、食感とも大満足な盛り合せでした。
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長崎市の市街地は、浦上川の河口や長崎湾沿いに細長く広がっており、土地勘もないのでお店を探すのが大変です。この日の宿は長崎駅の真向かいということで、宿に到着した後で周辺のお店を探します。

辺りが暗くなってくると、路地の角にある新鮮なお魚が頂けそうなお店がありました。早速、お店に入ってみます。
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最初は「ハイボール」からで、長崎名物「くじら」メニューから一品チョイスで、「鯨カツ」を頂きました。私の年代だと「懐かしい鯨肉」といった感想です。

この日の夕方は、長崎に入ってすぐ、市内にある有名な中華料理店で「長崎ちゃんぽん」を頂いてきましたので、酒の肴はサラッと行く予定です。
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「神の光」は、佐世保市にある潜瀧酒造が醸造する日本酒で、蔵元は1688(元禄元)年の創業です。イセヒカリ米は、伊勢神宮の献上米で他の稲に比べると風にも強く、美味で「脅威の稲」と呼ばれており、そんなイセヒカリ米100%で造られています。

「一鶴 純米」は、南島原市にある浦川酒造が醸造する日本酒で、蔵元は文化文政の頃(江戸時代)の創業です。伝統の手作業の造りを受け継ぎ、手間暇かけた酒造りで、酸味と旨味のバランスが良い酒に仕上がっています。(SAKEレビューより)
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長崎の海の幸は「鰺と鯖」「鯨」ということですが、なるほど、このお店のメニューはそれらが網羅され、鯨料理のメニューはバリエーションに富んでいます。
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お刺身で始めて塩焼きで終わりたい。最後は、塩焼で魚の旨味が増す「ブリカマ塩焼」を頂きます。


≪長崎の鯨≫
江戸時代、出島が日本で唯一の外国との窓口だった頃、長崎の町は全国から多くの人たちが集まり、とっても賑わっていました。長崎の捕鯨文化はそのような背景とともに開花しました。

当時、九州エリアの鯨はすべて大村湾にある東彼杵に水揚げされ、そこで解体されたものが九州各地へ運ばれていました。その中でも富裕層の多い長崎には最も良い部位が運ばれ、距離も近いことから鮮度が高い状態で届けることが出来ました。

そのようなことから、長崎では「鯨が旨い」という認識が広がり、長崎の「鯨食文化」が発展しました。(長崎 日野商店 公式サイトより)