【中華料理 四海楼】 2020年12月≫≫
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昨年12月の長崎市内は、海に近い分だけ湿潤な気候でしたが、山がちな地形からか、夕方になるとこんこんと冷えてきます。夕方の営業は午後5時からということでしたが、お店の前には大勢の方が列をなしていました。

展望レストランからは長崎港や稲佐山が眺められるようですが、夜の部は窓側に陣取った人の特権となり、1人訪問の私はもう食事が出来るだけで大満足です。
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市内の移動には路線バスや市電が便利ですが、観光スポットが市内のあちこちに分散していて、移動が思うようにいきません。ナビを頼りにレンタカーを運転してきましたが、パッと開けた所に出た途端、ビックリするようなお店が現れました。この正面にある駐車場へ誘導されます。
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「四海楼 名店街」食事の後の画像ですが、開店前はここに列が出来ていました、「ちゃんぽん」「皿うどん」を注文する人が多く、お客さんの回転は速かったです。

/ これはメニューの一部ですが、明治32年創業の「四海楼」の明治・大正時代のお店の写真が載せてあります。建物の2階には「ちゃんぽんミュージアム」があり、「ちゃんぽん」に対する強い気持ちが感じられます。

/ 長崎に来たことがなくても、長崎の「ちゃんぽん」と「皿うどん」は有名ですが、メニューには「炒麺」を加えた三つ巴で表示されています。

≪ちゃんぽん≫
発祥の地、長崎県長崎市のちゃんぽんは、福建省の福建料理をベースとしている。明治中期、長崎市に現存する中華料理店「四海楼」の初代店主が、当時日本に訪れていた大勢の中国人留学生に、安くて栄養価の高い食事をさせるために考案したとされる説がある。

「ちゃんぽん」の語源は諸説あるが、有力な説は中国語でさまざまな物を混ぜることを意味する「攙 (chān)」と、食べ物を油で炒めて調味料を入れ、すぐに火からおろし煮る料理法を意味する「烹(pēng)」を合せた「攙烹」とするものがある。(Wikipediaより)


≪思案橋≫
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長崎市内をレンタカーで移動する時に、市電との併用区間を右折するのが慣れていなくて、ビクビク状態でした。やっとの思いで思案橋の交差点を右折して細い道を進むと、急に開けた途端に昔の長崎のような一帯に出てしまい、よく言うタイムスリップ状態です。
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レンタカーをコインパーキングに停めて、「カステラ本家 老舗福砂屋」でカステラを所望したり、この周辺だけ広い道路の向こう正面に見える古い建物の正体を確認しに行くと、それは「交番」でした。